平均寿命男性80.21歳、女性86.61歳と世界的な「長寿国」である日本。
一見とても健康的な国であるように思えますが、
その実「健康に生活している期間」を指す健康寿命との間に
10年前後もの差があることをご存知でしょうか？
日本人の生活者の観測データを収集している「生活定点」によると

との解答結果が出ています。
つまり、日本人の2人に1人程度は現在目立った病状などはないものの、
健康に自信があるかと言われると何らかの不安は残る…と考えていることになります。

またあなたは「慢性疲労症候群」という言葉をご存知でしょうか？
これは原因不明の強い疲労感が一般的に6カ月以上続く状態のこと。
この症状を訴える人は年々増加していると言われています。
なぜこのような健康不安や疲労感が抜けない症状を感じる人が
多いのかというと、現代ならではの生活習慣や食習慣の乱れなどが
大きく関係していると考えられています。

食生活の観点で見ると、日本の成人（18歳以上）の1日の食物繊維の
摂取目標量は男性で20ｇ以上、女性18ｇ以上とされているのに対し、
どの年代でも足りていないという結果が出ています。
20代~40代の労働者世代は特に食物繊維の摂取量が少なく、
男性のもっとも少ない年代で6.9ｇ、女性では8.2ｇも足りていません。
（厚労省2015年「国民健康・栄養調査結果の概要」より）
これは日本人のほとんどが食物繊維不足に陥っている
ということを指していると言えます。

そして「健康への不安がある」と回答している人が
40％以上いることがあることを併せて考えると、
「自分の状態に問題があると感じていながら、食生活の見直しなど
健康への対応ができていない」人が一定数いると考えられます。

とはいえ、仕事にプライベートに…と慌ただしく過ぎる毎日のなかで、
生活習慣や食生活をイチから見直すことはなかなか至難の業。
わかってはいても実行できない方も多いのではないでしょうか？
最近はそんな現代人向けのサプリメントなどがたくさん出回り、
数が多すぎて何が良いのか分からない、と感じる方もいらっしゃると思います。

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今後のコラムでユーグレナの特長やなぜ健康維持への効果があるのか
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